ゆるアド運営者「ヨッシー」です。
遺跡発掘調査バイトは珍しいバイトで、周りに経験者が少ないため、興味があってもどんな仕事内容なのかイメージしづらいのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
を紹介します。
この記事を見れば、遺跡発掘調査バイトをするかどうか決められるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
では行きましょう。
目次
そもそも遺跡発掘調査のバイトとはどのようなものなのでしょうか? あまり聞き馴染みのないバイトだと思うので、紹介しますね!
遺跡発掘調査バイトは未経験者でも始められるバイトです。専門的な知識がいらず、健康で体力があれば、誰だってできます。
高校時代、大学時代に歴史について興味関心が強かった人たちにとっては、天職のようなバイトだと思います。教科書に出てくる史料を自分自身の手で見つけられますからね。
わかりやすくいうと、高校大学では座学を、遺跡発掘調査バイトでは実学を学べます。
遺跡発掘調査バイトの時給は、およそ750円〜1250円と地域差があり、平均は時給1000円です。また、日給で支給される場合もあって、その場合は8500円〜10000円が相場です。
ただし注意点。時給が高くても、元請会社をチェックした上でバイトに応募してください。元請けの会社ごとに労働環境が大きく異なるからです。
元請けがお役所であれば、労働環境が整っている場合が多く、日よけテントや飲食が用意されていたりします。
一方で、もし元請けの会社が現場の労働環境を重視していない会社であれば、各々で休憩して飲食も自分自身で用意しなければならない可能性があります。
遺跡発掘調査のバイトが面白そう+時給も高い、だからといって、素直に飛び込むのではなく、元請けの会社の募集要項や口コミを確認したりするようにしましょう。
遺跡発掘調査の仕事内容は主に4つ。
ここでは、遺跡発掘調査バイトの仕事内容を
の2つに分類して、それぞれ紹介します。
遺跡発掘調査バイトの体力を使う仕事は、粗掘りと検出です。それぞれ説明しますね。
まず、遺跡発掘調査でいう【粗掘り】とは、スコップやシャベルを使って、埋没物がないかを確認しながら土を除去する仕事です。
そして除去した土は手押しの一輪車で、土保管場所まで輸送されます。当然、遺跡発掘調査が終わった後は、掘り出した大量の土をまた埋める…。
遺跡発掘調査バイトでは、粗掘りが最も体力を使う仕事なんです。徐々に慣れていきますが、最初は貴重な埋没物がないかどうか確認しながら除去するのは大変で、かなり体力を使うことになります。
とはいえ、男女や年齢で仕事を分担して適材適所で働けるので、そこまで心配する必要はないです。
次に、遺跡発掘調査でいう【検出】とは粗掘りののち、見つかった遺跡を専用の道具で洗浄して表面をきれいにする作業です。
こちらも移植ごて(手持ちのスコップ)を使って、表面を削っていく作業があるので、体力を使います。Youtubeを見ると、検出作業の動画が見つかりますよ。
遺跡発掘調査バイトの神経を使う仕事は、精査と記録です。それぞれ説明しますね。
まず、遺跡発掘調査でいう【精査】とは、検出作業で見られた土の色や特徴を比較し、どこから遺跡でどこまでが土なのかを区別する仕事です。
細かい作業なので、器用さが求められることと、土の色などわずかな特徴の違いを見るさぎょうなので慎重さが求められます。
次に、遺跡発掘調査でいう【記録】とは、発掘した遺跡を記載したり、写真を撮影したりなどをする仕事です。専門的な作業なので、バイトがやらせもらえるかはわかりません。
しかし、遺跡発掘調査バイトの経験が増えると、記録の仕事をやらせてもらえる場合もあるみたいです。
ここでは遺跡発掘調査の4つの仕事(粗掘り・検出・精査・記録)の具体的な仕事内容とその他作業を紹介します。
調査する遺跡によって仕事内容は異なりますが、ここではその一例を紹介します。
休憩用のテント設営:暑い真夏の現場、冷たい風が吹く冬の現場なので、テントの設営は大切な仕事です。
山崩し:ショベルカーで掘り出した土の中に遺物が入っているかのせいがあるので、それを手作業で掘り出します。現場によってはこの山崩しが半分以上の作業時間を占めることもあります。
トレンチ調査:ショベルカーでがっぽり穴を掘る作業です。バイトの作業員は何も手を出すことはできません。
壁きり:掘った箇所の側壁をキレイに洗浄する作業です。表面には砂利や泥がたくさんついているので、それを落としていきます。
作業場からの水だし:雨が降った後日の作業場には水が溜まっていることがあります。それをポンプで抜き取る作業があるのですが、自動ポンプなので見ているだけです。
記録作業:掘った穴の深さ、地表に現れた遺物の位置関係、側壁の地層の記録などを行います。
専門的な仕事なのでバイトはあまり携われないですが、長くバイトしていると、信頼や経験を見込まれて記録作業をやらせてもらえることもあるようです。
まず遺跡発掘調査のプロジェクトの期間(1つの現場での作業期間)は、発掘場所の広さにもよりますが、半年から1年程度です。
次に、1日の仕事の流れを見ていきましょう。
*これは1つの例であって、全ての現場の時間割がこのようになっているわけではありません。
9:00 現場集合&朝礼
9:15 発掘調査開始
10:15 15分休憩
10:30 発掘調査再開
12:00 昼食1時間休憩
13:00 発掘調査再開
15:00 30分休憩
15:30 片付け作業
16:00 発掘調査終了&解散
合計7時間ですが、休憩時間を除くと作業時間は5時間程度です。体を動かす分、休憩を長く取る現場が多いようです。
また、発掘調査バイトの多くは残業がないというメリットもあります。募集要項を確認してみてください。
遺跡発掘調査バイトをしたことがある人の生の実体験談を紹介します。
懐かしいです。高校生の頃、友達に誘われて遺跡発掘調査のバイトをした経験があります。歴史好きの友達に連れられて、夏休みや春休みに何度か働きました。
女性の作業員は主に測量か内勤(土器の洗浄や復元)を担当していて、楽ちん。掘る作業はほとんどが定年退職したおじさんたちでしたね。
測量は職員と学生アルバイトが主にやってて、図面を書くためにいつも鉛筆を尖らせて、。カッターナイフでの鉛筆削りはかなり上達しましたね笑
ある時、文字の書いてある木簡が見つかって、それは大発見だったので、発掘現場を一般開放してたのがいい思い出です。
大学の学生課に貼ってあった遺跡発掘調査バイトの求人を見て、すごく興味を持って応募しました。
珍しいバイトだし、ちょっとだけ考古学や歴史にも興味があったから、友達と3人で応募しました。
面接はなく即採用されて、いつでも好きなときに働ける天国のような労働条件でした。例えば、半日でもOKだとか、直前に予定が入って休めるとか。
仕事内容は現場で、土を掘りやすく整地することがメインでした。着いたらひたすら穴を掘る日々。
出土スポットはだいたい指示してもらえるので、何も考えず掘り進めるだけでした。主に縄文時代から弥生時代の竪穴式住居群の跡を掘ることが多かったですね。
教科書で見たあの弥生式土器が見つかったときは、興奮しましたね。一つ見つけると次々と出てくるのも面白かったです。
ただ、夏の日中の作業は本当につらかったです。でもしっかり通ってると、おじいさんやおばあさんの調査員のかた型に可愛がってもらえました。
休憩時間にはおじいさんがアイスを買ってきたり、おばあさんがジュースやお菓子をくれたり、和やかな雰囲気の現場です。
バイトが終わると本当に疲れ果てるし、割に合わない給料だったかもしれないけど、遺跡発掘の貴重な体験、それに疲れた帰り道に飲んだ冷たいジュースの美味しさは今でも忘れられないくらい良い思い出です。
地元で参加した遺跡発掘調査のバイトは、なんだかんだでのんびりムードで、作業の合間には休憩もいっぱいありました。
調査員の人たちはやっぱり歴史が大好きで、奥深い歴史の話をしてもらいながら掘ったり記録したりの作業をしていました。遺跡や遺物もかなり見つかる地域で、歴史好きの私にとっては最高の経験でしたね。
でも、都会の遺跡発掘調査バイトに参加した人たちの話を聞くと、派遣元から仕事量を厳しくチェックされたりして、すごくキツイ仕事だったとのことです。
どのような人が遺跡発掘調査のバイトに向いているのか? 向いていないのか?
それぞれの特徴について紹介します。
以下の特徴をもつ人は遺跡発掘調査のバイトに向いています。
手先が器用だと、精査と記録の仕事に向いていますし、体力がある人は粗掘りと検出の仕事に向いています。
そして、どちらにしろ、黙々と進める作業が多いので、淡々と集中して作業できる人も向いています。
以下の特徴をもつ人は遺跡発掘調査のバイトに向いていません。
・体力がない人
・副業として遺跡発掘調査のバイトをしたい人
遺跡発掘調査バイトは、地面を掘って土を運ぶ作業が結構な割合を占めるので、体力がない人には向いていません。ただし、記録作業はあまり体力を使わないので、記録作業をさせてもらえる現場では、体力がない人でも問題なく働けます。
また、副業として遺跡発掘調査のバイトをしたい人も向いていません。遺跡発掘調査バイトは平日の日中に作業を行うところが多いからです。たいていの会社員は平日に働いているので、時間的に働けません。
遺跡発掘調査の求人はどこにあるのでしょう? 面接の際に何を伝えたら、採用される確率が上がるのでしょうか?
紹介しますね。
求人サイトを見てみると、遺跡発掘調査のバイト募集を見つけることができます。しかし、あなたが住んでいる地域の遺跡発掘調査のバイトを見つけるのは難しいでしょう。
実際に今、簡単に、遺跡発掘調査のバイトをネット求人サイトで調べてみると、大阪での遺跡発掘調査バイトしか見つかりませんでした。
なぜ見つけるのが難しいかというと、遺跡発掘調査は常に行われているのではなく、新しい遺跡が見つかった場合、未調査の遺跡がある場合のみにバイトが募集されるからです。
では、どうすれば遺跡発掘調査バイトの求人を見つけられるか?
結論、遺跡発掘調査を請け負う地元の自治体の総務課や教育委員会・埋蔵文化センターなどに問い合わせると、遺跡発掘調査バイトの情報をもらえる可能性があります。
応募自体は、派遣会社や求人サイトから行う場合が多いですが、遺跡発掘調査の元請けを訪ねれば、最短で求人の有無を知ることができるのです。
非公開の求人を紹介してもらえる可能性もありますよ。ぜひ問い合わせてみてください。
面接では、体力があって健康的であることをアピールしましょう。遺跡発掘調査バイトは穴を掘ったり土を運んだりする作業が多いので、体の強い人を歓迎しています。
たとえば、普段から運動をよくしているとか学生時代、運動部に所属していたとか。
また、歴史や遺跡に興味があることなども伝えられると、長くバイトとして働いてくれるかもしれないという信頼にも繋がるので、アピールポイントになります。
遺跡発掘調査バイトに関して、よくある質問をまとめました。ご覧ください。
女性でも応募できます。実際、農閑期の冬季に暇な農家のおばちゃんたちがたくさん遺跡発掘調査バイトで働いています。
考古学や歴史系の学部に所属している学生も参加することがよくあるようなので、ぜひ応募してみてください。友だちと応募するのもアリですよ。
指定がない限り、基本的に私服でOKです。接客業など、お客さんが目の前にいる仕事ではないので、あまり見た目は重視していません。
作業着は現場で働くときに用意するのでOKです。
遺跡発掘調査バイトでは、穴を掘ったり土を運んだりするのがメインの仕事ですので、体力がない人にはきついかもしれません。
しかしその分、休憩時間が長いので、飲食で体調管理しながら対応してみてください。膝をついて遺物を扱う作業も多いので、それは膝パット付きの作業着を準備するなどで対応できます。
いかがでしたか?
遺跡発掘調査バイトは、メインの作業は体力が必要ですが、休憩時間もたっぷりあって、女性でも働けるバイトです。
遺跡発掘調査バイト体験者の話を聞いてみると、和やかな現場だった・ロマンのある発見があったなど、プラスな意見もたくさんあります。
ですので、歴史や遺跡に興味がある人は、一度でもいいので、遺跡発掘調査バイトをやってみてください。
ヨッシー
幼少期から吃音障害で悩む▶就職浪人を経てなんとか就職▶会社で営業成績1位になるが給料が上がらず退職▶インターネット会社に就職▶ネット稼ぐ方法を学ぶ▶ネット集客・ネット販売・アフィリエイト歴12年目▶認定SEOコンサルタントとしても活動
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